「かしいはま内科・内視鏡クリニック」の院長、木下展克です。
私は大学卒業後、20年間にわたり消化器疾患の診療に携わってきました。救急処置や早期がんの内視鏡診断・治療、進行がんに対する化学療法や緩和ケアなど、さまざまな現場を経験し、特に内視鏡治療については、技術を磨いて自信を深めてきました。
その中で感じたのは、「患者さんが安心して相談できる消化器内科専門医でありたい」ということでした。専門的な治療だけにとどまらず、患者さん一人ひとりと丁寧に向き合い、日常的な体調の変化や不安にも応えられる医師でありたい——そう考えるようになり、これまでの経験を活かして、クリニックを開業することを決めました。
当院では、胃カメラや大腸カメラ、日帰り大腸ポリープ切除といった内視鏡診療に加えて、風邪や生活習慣病など、身近な内科疾患にも幅広く対応しています。がんや高血圧・糖尿病などの生活習慣病は、発症の初期には症状が現れにくいことが少なくありません。だからこそ、日常の診療の中で、早期発見・早期治療につなげることがとても大切だと考えています。特に大腸がんは年々増加傾向にあり、大腸内視鏡検査をもっと身近に感じていただくことが、地域の健康づくりにおいて重要だと感じています。
検査や診療は、できる限り患者さんの負担が少なくなるよう工夫を重ねており、内視鏡検査についても「どうすればもっとラクに受けていただけるか」を日々考えながら取り組んでいます。
香椎は、私が子どもの頃から親しんできた場所であり、かつて福岡和白病院でたくさんの患者さんと関わってきた地域でもあります。この馴染み深い場所で、地域の皆さんの健康を支えるお手伝いができることを嬉しく思い、今後も地域医療に貢献していきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
かしいはま内科・内視鏡クリニック院長
木下 展克